今月の予定 アナン
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Q 浄土真宗とは?

Q南無阿弥陀仏とは?

Q 親鸞聖人って?

Q 法名と戒名の違いは?

Q 法名の意味は?

Q なぜ位牌を用いないの?

Q お経は何のために読むの?

Q お仏壇は故人の住居ですか?

Q お仏壇やご本尊を新調する際には、魂入れの法要をするのですか?

Q 生花を供えることに意味があるの?


Q 浄土真宗とは?

A 浄土真宗は親鸞聖人を宗祖とする日本の仏教の一派です。阿弥陀如来の一切衆生(すべての生き物)を救うとの本願(真実の願い)により、罪悪深重(罪深きこの身)の私達が必ず救われ、阿弥陀如来の極楽浄土に生まれ、仏になる。という教えです。

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Q 南無阿弥陀仏とは?

A 南無阿弥陀仏は、南無と阿弥陀仏に区切ることができ、南無とは帰依する。阿弥陀仏とはご本尊である阿弥陀如来のことです。つまり、阿弥陀仏に帰依いたします。阿弥陀仏にすべてお任せいたします。という意味です。

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Q 親鸞聖人って?

A 親鸞聖人は1173年に生まれ、1262年に90歳という長命で亡くなられた浄土真宗の宗祖です。浄土宗の開祖法然上人を師と仰ぎ、士農工商に関係なく、念仏の教えを広く世の中に説き、さらには僧侶としては初めて、公に結婚もした方です。

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Q 法名と戒名の違いは?

A 浄土真宗では一般的に言う、戒名ではなく、法名というものを用います。

 これは、本来は生前に、仏教の教えを共に聞く仲間になりました。という意味で菩提寺や本山からいただくものです。

 戒名は、もともと戒律をまもるものに与えられた出家者の名前です。しかし、浄土真宗では、私たちは煩悩をなくし、一心不乱に仏道修行など出来る身ではない。そんな私たちをこのまま救ってくださる阿弥陀如来にすべてをお任せしよう。そして、この教えを共に聞く仲間になりました。という意味で、法を聞く仲間になった記念の名前。という意味で法名をいただきます。

 現在では、通夜の際に法名をいただくことが多くなりましたが、気が向いたら是非、菩提寺にて法名をいただき、共に仏教の教えを聞きましょう。

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Q 法名の意味は?

A 法名は一般的に「釋(尼)○○」の様に、男性なら3文字。女性ならそこに女性を表す「尼」という字をいれ、4文字でつけられます。

 まず、釋という字は、お釈迦様の釋です。これは、お釈迦様の教えを聞く仲間になりましたという意味で、釋という字がつけられます。ようは名字のようなものです。そして、その後に、2文字でつくのが私たちそれぞれがいただく法名の主になるものです。これは、多くの場合はお名前から1字いただいたり、経典の中から1字いただいて、僧侶がつけさせていただきます。

 法名の意味が分からない場合は、遠慮なく菩提寺へ聞きましょう。

 また、浄土真宗ではすべてのものが皆平等に助かるという教えに従い、「信士・居士・信女・大姉」などといったランクをつけるような階位はつけません。他宗に比べるととても短いものですが、私たちが皆平等に助かるということが表されているのです。他にも院号というものがありますが、こちらはお寺に貢献された方へ贈られる感謝の意を表したものであり、もちろん階位などは関係ありません。

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Q なぜ位牌を用いないの?

A 位牌はもともと中国の儒教の教えが日本へ伝わったといわれています。位牌には死者の霊魂が宿ると言われていますが、浄土真宗では、私たちは亡くなると、阿弥陀様のお力ですぐに仏となります。そして、極楽浄土から後に残った現世の人々を導くという教えです。ですから、魂が云々とは言わないのです。故人はもう仏様なのですから。そういった考えから位牌を用いません。ただ、それでは命日などを記すものがなくなってしまうので、代わりに掛け軸や過去帳というものに記して、お仏壇に安置いたします。

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Q お経は何のために読むの?

A 一般的にはお経は故人の供養の為に読むと思われています。確かにそういった意味合いもあるかもしれませんが、浄土真宗ではそれを一番に持ってきません。一番の目的はお経を聞いて、私たちが正しい道を歩むことです。ですから、お経は生きている私たちに向けられて読まれているのです。

 故人は亡くなるとすぐに阿弥陀如来のお力で極楽浄土へ往生し、仏様となられます。その仏様に対して私たち煩悩まみれの人間がお経をあげるなんて、ちょっと図々しくありませんか。

 実は、通夜や葬儀・法事などで読まれるお経は仏様となられた故人が私たちを正しい道へ導こうとして伝えようとしているメッセージなのです。それをお坊さんが代弁しているのです。ですから、お経とは故人や阿弥陀様が私たちに向けて発しているメッセージなのです。浄土真宗ではこのように考えるので、聞法(もんぽう)の宗派とも言われます。

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Q お仏壇は故人の住居ですか?

A お仏壇を故人の魂が宿るところとか、故人のこの世での家のように思っていらっしゃる方が多いようですが、そうではありません。

 お仏壇とは阿弥陀如来を安置する場所です。確かに故人をお仏壇で偲ぶということはありますが、それは、故人が阿弥陀如来の極楽浄土へ往生されたことを偲ぶという点からです。

 本来お仏壇は、私たちが阿弥陀如来を身近に感じ、心の支えとして日々生活できるように安置するものです。人生には思いもよらないような恐ろしいこと・嫌なこと・悲しいことなど、さまざまな出来事がいつ起こるかしれません。しかし、阿弥陀如来は私たちを常に見守り、支えてくださり、必ず極楽へ導いてくださるのです。そんな安心を私たちへ与えてくださるのが、阿弥陀如来なのです。そんな、阿弥陀如来が私たちの家にお姿を現してくださっている。その場所がお仏壇なのです。ですから、そこに故人の魂が宿るということではありません。また、こういった点からも、まだ誰も亡くなっていないお宅でもお仏壇を安置するよう浄土真宗では勧めています。

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Q お仏壇やご本尊を新調する際には、魂入れの法要をするのですか?

A 浄土真宗では仏壇やお位牌の魂入れや魂抜きと言った法要は行いません。

 なぜなら、浄土真宗では、故人は阿弥陀様の導きにより、すでに仏様となられています。その仏様の魂が現世に残るとか、霊として現れるという考え方はしないからです。

 しかし、何もしないのではなく、浄土真宗ではお仏壇やご本尊を新しく迎える際にはお移徙(おわたまし)という法要を行います。ようは改めるということで、魂を入れるとか、抜くとかではなく、新しいお仏壇やお位牌を向かえ、私たちが新たな気持ちで、心機一転もう一度阿弥陀様と、故人と共に生活していくぞ!!という気持ちを表すものです。決して、お坊さんが魂を入れたり、抜いたりということではありません。お仏壇やお位牌をを新しくしたら、古いものには、今までありがとうございました。新しいものには、これからどうぞよろしくお願いします。という気持ちで手を合わせ、教えに耳を傾けましょう。

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Q 生花を供えることに意味があるの?

A お仏壇やお墓にお花をお供えするということは、そのお花を通して、極楽浄土の様子を想い、阿弥陀様の本願のはたらきに思いを馳せるという意味があります。

 お花は、私たちの心を和ませ、すがすがしい気持ちにさせてくれます。また、人類は何万年も前から死者に花を捧げる習慣をもっていたといわれ、花は人類の文化、特に宗教と密接にかかわっていたのです。

 美しいお花を仏様に感謝を込めてお供えするのが供花ですが、「仏説阿弥陀経」には、お浄土の菩薩たちは、美しい「曼陀羅華」の花びらを雨のように散らして、あらゆる仏様を供養すると説かれています。このように花びらを散らすことを散華といい、大きな行事ではお坊さんが紙で作った花びらを撒きます。

  ところで、お仏壇やお墓にお供えしたお花は、同時に私たちに向けられた仏様のはたらきを表すものなのです。お花を、私たちの方へ向けてお供えするのはそのためです。

  「仏説阿弥陀経」には、「お浄土の池には、大きく美しい蓮の花が、色とりどりに咲いている」と説かれています。これは、あらゆる「いのち」がそれぞれの持ち味のままで美しく輝いているということを教えてくださっています。 蓮華の花は、泥沼に咲きながら泥にそまらず、それどころか、泥沼を美しい花園に変えていきます。仏様の知恵も、私たちの醜い煩悩の泥沼を、尊い仏様の徳の花園へと変えてくださることから、蓮華を仏様の象徴とされてきました。 また、「仏説無量寿経」には、一つ一つ花から三十六百千億という無数の光を出し、さらにその一つ一つの光から、また三十六百千億の仏様が現れて、世界を余すところなく阿弥陀様の本願を説き広めていると説かれています。

 お花をお供えし、仏様のおはたらきを感じてみましょう。

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